この人誰だっけと思いながらとりあえず読んだ!あとで全巻読み直したい。表紙裏表紙がほんとにすてき!これでおしまいかと思うとちょっとさみしい。 あと、フェンさんが主役なSRPGをぜひやりたい。
誰かのために一生懸命になれるのって、すごくすてきなことだと思う。自分としてはこの結末は満足。ただ、メジャースプーン未読の人にとってはどうなんだろ?あまりにも、根幹に関わりすぎてないだろうか…。
ハッピーエンドで終わる物語がすきです。フェンはひとところにとどまっているより、旅してる方が似合うなあと思ったり。とにかく、ギルにいさまがフェンのことを大事に思ってくれてることがわかって嬉しかった。あと、いつもの三人にロカ・アシュレイが加わるとにぎやかで楽しい。サチがみんなのお兄さんみたいでほほえましい。
*フェンネルシリーズに関して
これで終わりかー…と思うとほんとさみしいです!大好きなシリーズだったので…。
6年かー…長かったような短かったような。
1巻である、
孤狼と月を、夜中夢中で読んだのを思い出しました。あと1章だけ!あと1章だけ!と思いながら一気に読みました。気づいたら朝でした。
あれから6年たって、フェンさんに幸せな結末がやってきてくれてほんとに嬉しかった。
ギルにいさまはやっぱりフェンのこと思っててくれたんだなーと思うと、感慨深いですね。
フェンさんはひとところに落ち着いてるイメージが全くないので、あの終わりで満足です!
キャラに関しては最初から一貫してサチが好きでしたねー!!!!サチすきすぎる…。
私割と、「普段不真面目だけどやるときはやる!」タイプが好きみたいです…。
雪の追憶はたまらなかった…。
あと勿論フェンさんもすきです。まっすぐで、ひたむきで。迷うこともあるけど、それでも信じた道を突き進む姿はほんとうにかっこいい。
フェン・サチ・テオの3人組がすきです。なごむ。
最終巻ではそこにロカとアシュレイが加わって、にぎやかでたのしかった…。
ロカは短編集の短編がすごくよかったです…。本人無自覚なのに、刺さる言葉を言うんだよなあ…。
短編集のアシュレイには笑わせて貰いました…相方が…あれだけはぜひ読めよ…って言うから…。
どうでもいいんだけど、フェンネル大陸の地図とストライフ王家の家系図を作ろうと思ってたら公式ででてきてしまったので、再読の際に人物一覧を作ろうと思いました。
…短編集にでてくる人々の6割くらいはわからなかったので…。わたしの記憶力残念すぎる…。
*名前探しの放課後
あまりのおもしろさに気づいたら朝だった。
よだくんとあすなちゃんがすきです…早くくっつけよ!!!と何度思ったことか…。
秀人も言ってたけど、よだくんが、あすなちゃんのために一生懸命になるのがすごくいいと思った。
結果的に嘘をついてたことになるけど、あの嘘はすごく優しい嘘だと思う。辻村さんの作品には、誰かのための優しさが溢れてると思う。
あと、自然な流れでつき合ってる秀人と椿ちゃんの様子に大変ときめいた…。
この二人が
メジャースプーンのぼくとふみちゃんっていうのは知ってたので…。
メジャースプーンは「ぼく視点」の物語だったので、「メジャースプーンでのぼく」と「名前探しでの秀人」がいまいち一致しなかったんですけどね…。ふみちゃんはそのまんまだなあと思ったんだけど。
ぼくの能力はどうなったんだろうなーとそわそわしながら読んでたのですが、まさか根幹に関わってるとは…。
メジャースプーン読んでない人にとってはほんと???だよなあ。
正直、他の本内容が関わるのは嬉しいんだけど、あんまり根幹に関わりすぎるのはどうなの?と思ってしまう…。うん…。まあほかに納得できる理由つけるのも難しいと思うけど。
そういえば、辻村さんのあのわかりやすいフラグというか伏線は、わざとなんじゃないかな、と最近思ってる。
普通は伏線貼ってるところに違和感あるっていうのはミステリーとして失格なのかもだけど、辻村さんの場合はあの違和感を持たせるのが狙いなのかなーとか。
あれ?なんか変だな…っていうのがラストでそうだったのか!ってなるのが気持ちいいです。
今回感じた違和感は「なんであすなちゃんにばっかりあれこれやらせようってするのかなー」ってのとよだくんの「なんで後一日」ってやつですかね。